• 10月 9th, 2016

Blenderの最新バージョンがリリース!
レイヤー管理・リギング・VR関係などの新機能と、
多数の修正が行われている!

Blender 2.78

https://www.youtube.com/watch?v=ajdnTVDxsxU

Blender 2.78 リリースノート

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Blender Foundation とオンラインの開発者コミュニティは、Blender 2.78を公開できることを誇りに思います!

リリースノートはまだ途中です。

このリリースのハイライト:

  • Cycles: VR用の球状ステレオ画像のレンダリングに対応。
  • Grease Pencil: 他の2Dドローイングソフトウェアと似るよう再作業。
  • Alembic: Blender での最初の基本的対応。
  • リギングを簡単かつシンプルにする Bendy Bone(ベンディボーン)へrの改良。
  • 11の新しいアドオン
  • そして、多数のバグ修正と改良があります!

Grease Pencil

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  • 下記のような新しい設計と完全なオーバーホール:
    • 簡単になったレイヤー管理。
    • 複数の色と幅の値をレイヤー毎に設定可能。
    • ストローク品質の向上。
    • 同じストローク内での別々の色の飽和。
    • フィルの改良。凹形状への対応。
    • レイヤーから全種類のオブジェクト、アーマチュアやボーンへのペアレント。
  • その他 色々!

Alembic

  • Blender への最初の実装。
  • インポートとエクスポートオペレーターを通じた、基本的な Alembic 対応。
  • キャッシュコンストレイントとモディファイアーを通じたデータストリーミング。

Cycles レンダラー

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  • VR用の球状ステレオ画像のレンダリングに対応。
  • Glossy(光沢)と Glass(ガラス)BSDF ノード用の Multiscatter(複合散乱)GGXモード。
  • 実験的機能:サブディビジョンとディスプレイスメントシステムの改良。
  • Point Density(点密度)テクスチャでの Vertex Color(頂点色)、Weight(ウェイト)、Normal(ノーマル)対応。
  • ヘアーレンダリングのスピードアップ・メモリ使用量の改善。
  • OpenCL デバイスが Float4テクスチャ(例:HDRテクスチャ)に対応。
  • NVidia GTX 1060、1070、1080 GPUへの対応。

ユーザーインターフェイス

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  • スポイトとオペレーター検索の改善。
  • UV/画像エディターでの Waveform Scope(波形スコープ)の新たな描画モード
  • コマンドラインでの範囲と各レンダーフレームの指定。

モデリング

Fill Region(領域をフィル)選択burenda-278-05

  • 新しいフリーハンドカーブドローイングツール。
  • 新しい Dissolve(溶解)ツール。
  • 新しい選択用 Fill Region(領域をフィル)ツール。
  • Decimate(ポリゴン数削減)、Bevel(ベベル)の改良。
  • Edit Mode(編集モード)の Undo(元に戻す)のメモリ使用量の最適化。

ビューポート&レンダー

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  • Cycles ビューポートレンダーのノードのシェーディングとオプションの対応が増加。
  • Blender GLSL ビューポートのシェーディング機能の追加。
  • Blender レンダーのシェーディングのワールド空間での計算が可能に。

アニメーション

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  • Bendy Bone(ベンディボーン)がリギングをもっと簡単かつシンプルにできるよう改善。
  • ドライバーの設定と編集プロセスを効率化する多数の変更。
  • キーフレームのタイプが挿入時に選択可能に。
  • IKソルバーで非均一なスケールのボーンが失敗していたのを修正。
  • そして他にも!

データブロック&ライブラリ管理

  • 新しいデータブロック管理のコア低レベル機能、’ID リマッピング’。
  • 現在、Outliner(アウトライナー)から利用可能:
    • Blender File(Blender ファイル)ビューからライブラリを Reload(再読み込み)や Relocate(リロケート)。
    • 全シーンにおいて、現在のシーンや同様のビューの完全削除またはデータブロックの Remap(リマップ)

物理演算

  • クロスのレスト形状がアニメーション可能に。
  • Cloth(クロス)シミュレーションのスピードが調整可能に。
  • Particle(パーティクル)と Softbody(ソフトボディ)用 Collision(コリジョン)グループ。

アドオン

  • 11の新しいアドオンがこのリリースに追加されました。
  • 既存のアドオンにも多数の改良や修正があります。
  • Import: MakeHuman (.mhx)を削除(このフォーマットはすでに MakeHuman で対応していません)。
  • 新しいアクティベーションごとの設定。
  • Python API 関数への変更。
  • そして他にも!

その他の機能

バグ修正(英文)

Blender リリース毎に、Blender の開発者たちの尽力により、大量のバグが修正されています。